7/21の北海道新聞に、札幌の南2西2にある富樫ビルが来春解体され、香港の外資系ファンドに土地を売却することが報道された。
ビル名は知られていないが、富樫ビルは1967年8月開業である。9階建地下2階で開業当初から1980年までは月賦百貨店の緑屋やボーリング場が入居していたという。
今はない月賦百貨店という業態は割賦販売をする百貨店で、丸井と緑屋が代表的であった。
丸井といっても、三越伊勢丹グループ入りした札幌の丸井今井ではなく、新宿や渋谷にある丸井で発祥の地は中野、創業家は青井家で、NHKアナウンサーの青井実は創業者の孫で現社長の従弟らしい。
緑屋は西武グループの会社になり現在店舗はないが、会社はクレディセゾンとして存続している。旭川、仙台、三軒茶屋等でamsという別屋号の店舗もあった。
話戻って、富樫ビルは緑屋閉店後、1985年にファッションビルPRIVY(プリヴィ)となり五番街ビルからタワーレコードが移転してくるなどそこそこ賑わっていたが、月日は流れ2005年からダイソーがメインテナントになっていた。今般老朽化や耐震強度不足を理由に解体を決めたという。
このように札幌ではビルが続々建替えに向かっている。
写真左手は1970年竣工の金市舘ビル、かつて大丸スーパーがテナントであった。現在はベガスベガスが入居している。
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